みっすーのブログ 〜こくごであそぼ(仮)

夏になるとブログを始める癖があります。書きたいものをただ書きたいように書くだけのブログ。八幡さまにおみくじで、何度も言うけど国語な!って言われたきっかけで、こくごであそぼ!が仮題。深い意味は全くございませぬ。

キャラ弁に学ぶ「結果はコントロールできない」お話し。

前にハッとして、ちょっと最近思い出したキャラ弁のお話し。

ちょっと最近思い出したのでメモメモ。

 

帰路についていたある日の夜のこと。

たぶん週末が近くて、

気持よく酔ったカップルのお兄さんが、

キャラ弁ってあるじゃん!」

みたいなことを大きな声で言っていた。

 

2人が何の話をしていたのかよくは聞こえてないけど、

当時「超がんばってる後輩が自分のすばらしさを認めない」

みたいな状況にもどかしい気持ちを感じていたところ。

 

キャラ弁ってきいて、めっちゃハッとした。

 

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あるところに、AちゃんとBちゃんがいました。

AちゃんとBちゃんは同じ幼稚園に通う同級生。

 

Aちゃんのお母さんも、Bちゃんのお母さんも、

愛情いっぱいのお弁当を作ってる。

Aちゃんのお母さんは、

ポップなのが好きだから、かわいいキャラ弁を。

Bちゃんのお母さんは、

いいお野菜で、体と味覚に優しいものを。

どちらにも、とっても娘への愛情が詰まってる。

 

でも、一歩外に出たら、

こどもたちの世界では、体によい一見渋いお弁当より、

キャラ弁がヒーローになることもあるかもしれない。

「わー!Aちゃんのお弁当かわいいー!いいないいなー!」

みたいに。

 

そこでBちゃんはおもう。

「私もBちゃんみたいにかわいいのがよかったなぁ…いいなぁ…」

 

Bちゃんは、Aちゃんとの比較で、

もしかしたら勝手に傷ついてるかもしれない。

どちらも愛情深いのに、目の届かないところで、

悲しんでるかもしれない。

 

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そう思うと、人が傷つくことや、

何かを思うことは止められない。

どんなに見える範囲で愛を注いでも、

いわば勝手に傷ついてしまうこともある。

 

結果は、コントロールできない。

 

だから、大切なこと。

じゃあ、同じようにキャラ弁にする

という方法もあるかもしれないけど、

ちょっと元気ない表情で帰ってきたBちゃんがいたとしたら。

 

その何気ない変化をちゃんと受け取って、

声をかけてあげる。

気づいてあげること。

ちゃんと愛してるって伝わるように、

相手を見つめて丁寧に対話すること。

お互いの世界をすりあわせていくこと。

 

一つひとつ丁寧にやることは本当に難しいけど、

そういうわかりあいがすごく大切なんだなあって思った。

 

キャラ弁から勝手にそんなイメージが広がっただけで、

私お母さんも経験してないし、このシチュエーションが

どれだけリアルかはわかりません。

 

でも、相手がこどもだろうが大人だろうが、そんなことは関係なく、

そういうことって、いつどこでも起こりうるし、起こってるなって。

 

そんな丁寧さでいつも居続けるなんて難しいけど、

気が付いた時に、そうできる自分でありたい。

 

そして、

結果からは手を放すこと

抱え込みすぎないこと

の大切さもなんだか学んだ夜だったのでした。

 

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大事なことは、自然が教えてくれる。