【入院LIVE】失うことすら、得ること。という経験。
■人生初の入院と、それまでの時間からもらったもの。まとめ。
こまごまとした気づきはたくさんあれど、一気には言葉にできないので、まずはざっくりまとめ。
安静とはいえ、退院して5日目。
やっと落ち着いてきたのでぼちぼちブログ再開していこうと思います。
8月の頭。
ガブ様(前回ブログ参照)に背中を押され、そうそうに手術を決意。
決めたからには、もう今すぐ手術したい!という単純さがさく裂。
最速でできるいい感じの病院を探しだして、手術に向けて検査ざんまい。
あんなに選択肢になかったのに、決めたら早い。笑。
それも、7月までの、味わって気づいて、このことが伝えようとしている最大限の意味を感じつくす時間があってこそ。
カラダに何かが起こるってことは、必ずそのことにもメッセージがある。
そのメッセージを受け取らず、カラダだけ物理的に回復させると、受け取れないものあったなーと思う。
カラダの仕事をしていたわりに、本当の意味で自分の身体に向けている注意がきっと少なかった。
私にとっては、今手術することがベストタイミングであり、必要な時間。
ぽつりと時たま依頼される仕事は、身体の状況を隠してできる範囲でやる程度。
休み始めた5月からの約4か月、とっても心強い仲間たちの力を借りまくって、身体と心と、とにかく自分と向き合いまくる。
今、このことが私にめっちゃ伝えたがってることは何かってことを、受け取ることに集中しまくった。
■5月~7月のプロセスがくれたもの。
物理的な状況はかなり厳しかったのかもしれない。のだけど、ここで得たものは、周りの環境や出来事にふりまわされない自分。
身体以外に置かれているシチュエーションについても、箇条書きで状況を記すと”笑えない(笑)”状況だったかもしれない。
でも、もはやこの状況で、自分が自分でいられることが出来ているなら、ストレスに押しつぶされないなら、人のせいにしないなら。
怖いものないじゃん!という自分に会うことができたと思う。少なくともこれまでよりは。
私が、”本来の、自然体の自分”に出逢うための旅のプロセスを始めたのは、2014年12月。
このカラダになるまでの2年弱ですら、そうとう”自分かわったなあ”とか思ってたけど、この4か月のプロセスに比べたら甘いもんだった!笑!というくらい、色んなものから解放された。
これ、ほんとに、ここまでの自分かえりの旅の、総仕上げだったと思う。
そして、ひとつの強制終了。
なにかで、時々神様が、必要でその人の人生に”強制終了”を起こさせることがあるって見たことあったけど、この件は、まさにそれ。
■メッセージはたった一つ。本来の自分を生きること。
今のわたしは、すべてがゼロリセットされた状態。
すがすがしいくらいに、これまで生活を成り立たせていたものが手元からリリースされた。
私が以前までしていた仕事。人の身体を自然に戻す仕事。
自分の強烈な感動体験があったからこそ、”やばい!これは地球救っちゃやつだ!やるしかない!”って思って、2年くらい経験させてもらった。
体内に自然を取り込む体験を通して、人が本来の人間に戻る、近づく。
”本来の自分”を忘れるのにたくさんのもので埋め尽くされている今の時代には、ものすごい必要だって、自分の純度があがるのを感じる度に思った。
一方、自分の”ココロ”の純度をあげる作業もゆるゆるとずっと続けていて。
・喜びを感じること
・怒りを感じること
・抱えてきていた古い”常識”とお別れすること
・悲しいと感じること
・目に見えるだけの尺度を手放すこと
・自然が人間に与えている影響の大きさを知ること
などなど、たくさんの思い込みとためてきた感情たち。
色んな経験をしながら進めたプロセス。
経験すればするほど、悩む人の気持ちも、どんどんわかっていって、経験したからこそ話ができたと思う。
でも一つだけ、ずっと心に従えなかったことがあった。
それは、”「正しい」(と感じていること)よりも、自分の信念を選択すること”
今回、身体に起こったことは、この選択を手放させるため。
私が持ってきた、予定してきた道に向かわせるため。
経験と修行のために歩いた側道を、メインの道にすることはできない。
(出来ないというか、不自然)
私は、以前の仕事に対し、”人を幸せにするもの””地球環境にとって望ましい手段””この手段は「正しい」ものだ”と感じていた。
だからこそ、”人や地球にとって、「正しい」プロセスなら、私がやろう。いや、やらないと!”っていう気持ちにどんどんなっていった。
でも奥底には、馴染み切らないものもあって、それが時々顔を出しては、苦しさになっていった。
今にして思うと、私は「正しさ」を選ぶことを手放せなかった。
(これは、その仕事がどうってことは全然いってなくて、私の個人的なあり方やキャラクターとマッチしにくい環境だった、というだけのこと。)
わたしにとって大切なことって、
・日々自然を感じて生きていたい
・「しなければならない」って言われると、めっちゃ息苦しくなる
・基本、笑ってワクワクしてるときが一番力が出てる
こんなかんじだったみたいで。
これがなくなってくると、どんどん自分らしくなくなってくる。
前の仕事をしている時のライフスタイルでは、この、私のコアがちょいちょいかみ合わない時があった。
でも、自分の正直な感情よりも、”「正しい」と思うことに従うこと”を優先することを選び続けた。
身体の状態を見た友達に言われたこと。命がけで我慢してたんだね。
何かを強く信じることを、他の可能性、多様性を捨てることにしてしまっていた。
そうじゃない信じ方だってあったのに。
自分の信念を捨てないで、実現できる方法は他にもあるし、なければ自分で創り出すことができるのに。
この”自分に嘘をついて生きる”を無意識に選んでしまったことは、結果自分の魂に一番ダメージを与える生き方を選択することになってしまっていた。
選べなくさせられるまで手放せなかったのに、”頭で考えると、間違ってない”という要素もあったと思う。
”考える”と、間違ってないように思う。
でも、それが自分にとっての適切な選択肢であるかどうかとは、まったく関係ない。
これね、これだけはやっちゃだめだなって。
自分に嘘つくこと。
自分を我慢させること。
どのレイヤーで、っていうのは、あると思うんです。
自分の思考で、意識で、魂で。常識で、本音で。
魂の部分に嘘ついたら、まじこんなことになります。
身をもってわかりました。
正しかろうが、誰に何を言われようが、自分を我慢させて生きてはいけない。
それ以外の部分ではできてるつもりだったけど、まさにそここそが、譲っちゃダメな所だった。
■出来事は、すべて尊い。
今回のこの総仕上げで起こったことについて、色んなことも感じて、このことが私に何を経験させたかったのか、何を伝えたかったのか、そのほとんどは受け取れたんじゃないかと思ってる。
物理的な状況としては、こんな感じ。
・お腹から30センチの腫瘍を摘出したこと
・同時に、子宮と卵巣を失ったこと
・35針縫う初体験の開腹手術だったこと
・手術後に体重が9キロへった!(てことは…)
人によっては、どう反応したらいいかを迷う人もいるかもしれない。
でも、私たちの魂は、どんな体験でも経験したくてこの地球に生まれてくる。
そして起こる出来事にすべて意味があることも、体験をとおしてたくさん想い出してきた。
だから、失ったものもあるけど、その分、得たものもたくさんあった。
どんな人生でも尊いこと。
私が一部を失わなければ、ここまで切実にそのことを感じて、”それでも自分の人生が素晴らしい。この人生がいい”って言えることは、すごく力強い感情で、体験だった。
出来事そのものは、正しくも悪くもない。
その出来事を、どう受け取って、どんな気持ちでいるかも、すべて任されている。
こうなったプロセスについて一部、”いやー、あそこで何とかできたかもなー”っていう気持ちもちゃんと感じると同時に、”さらによくなっちゃうしかない未来”についてわくわくしているのも、どちらも同時に存在している。
■そんなこの9月のテーマ
ということで、色んな意味でりぼーんの時期がやってまいりました!
そんな9月のテーマは、”人生の創造者になること!”
ここまでは、自分に戻るってテーマだっだけど、こっからは、自分が世界を創る、を率先して現実にしていくっていう気持ちがもりもりで、すでにわくわく!
こっからが私の本当の人生でしょ!
Radwimpsじゃないけど、まじで、ここまでは飛ばし読みでいいから、こっからが僕だよってやつです。そんな感じをもりもり感じてる!
のとは裏腹に、安静で実家にいないと行けない現実とのギャップがさっそくの課題だぜ!笑。
■そして御礼。
あと、今回の件を通して、ありがたすぎて涙がでること。
前々からそれだけは自信あったんだけど、もう周りのみんなの愛がすごい。
このみんなの気持ちと愛を感じて感謝できただけで、失ったと思った部分がすべて埋まるくらい、おっきくて暖かい。
そのさりげない一言や気遣いを下さっただけで、十分です。
状況的にはゼロリセットされた自分と、本来の自分にさらに近づいた自分と、愛をひしひし感じるみなさん。
今あるもの、ほんとこれだけ。
これまでのものが何もない、”0”のわたしが、これから人生の何を創造していくのか!
過渡期LIVEの今後のテーマは創造!
これからも引き続き、よろしくお願いしまーす!
たくさんの愛と感謝を込めて。